【いまさら聞けない】はじめに覚えるべき11個のFX基礎知識

FXの知識

ハイサーイ♪FXビジネスコーチのよしんだ(toshisan@ztv.ne.jp)です。

FXトレードを始める人の中にはTouTubeやtwitterや広告などでFXトレードの手法や教材を知り,

特にほかの情報を調べることなくその情報に引き込まれ、鵜呑みにし、信じて失敗する人が少なくありません。

精神的に弱っていたり、お金がないときに簡単にお金を稼げそうな情報を信じてしまうことは誰でもあると思います。

ぼくがこのブログを書いてるのは、あなたにFXトレードで稼いでほしいという気持ちよりも、あなたに安易にFXトレードに取り組んで失敗してほしくない、という気持ちがあります。

正しいFXトレードの基礎知識を覚えておくことでたとえ、いまはFXトレードをやってないとしても、いつかあなたにとって素晴らしい手法や教材に出会ったときに

「この手法は面白そうだな」
「これなら自分でもFXトレードをやってみたいな」

と、気づくことができるはずです。

…話がそれてしまいましたがw

この記事では『【いまさら聞けない】覚えるべき11個のFX基礎知識』を解説していきます。

聞いたことある用語や全く聞いたことがない用語があると思いますが、できるだけ簡単に、シンプルでわかりやすい言葉で解説してみました。

それでは本題にいってみましょう。

 

FX基礎知識 1『円高と円安』 

よくニュースなどで耳にする円高円安という言葉ですが、あなたは円高、円安の意味を正確に把握していますか?

 改めて聞かれると、答えに戸惑いませんか?

まず、読んで字のごとく。

「円高」とは円の価値が高くなることで、逆に、「円安」とは円の価値が低くなることを意味します。

例えば、為替レートが「1 ドル=100 円」の時、 1 ドルの水を買おうとすれば、当然100 円を支払わなければいけません。 

ところが円高、つまり円の価値が上がり為替レートが「1 ドル=95 円」になると、 同じ水でも 95 円で買えるようになります。 

つまり、「1 ドル=100 円」が「1 ドル=95 円」になることを 円の価値がドルに対して高くなるので、「円高」といいます。 

逆に「1 ドル=105 円」になると、今度は同じ水を買うために 105 円を支払わなくては なりませんので、「1 ドル=100 円」が「1 ドル=105 円」になることを円の価値がドル に対して安くなるということで、「円安」といいます。

このように

円安と円高は 円の「価値」が上がるか下がるで考えるととてもわかりやすいです。

ぼくたち日本人は円が基軸通貨ですから、言い換えると

円高→円の価値が上がる→ドルを安く買える

円安→円の価値が下がる→ドルが高くなる

とも言えますね。

FX基礎知識 2『為替レートの見方 』

為替レートを表示する時には、新聞などでは「1 ドル=90 円 00 銭~02 銭」のように表示 されます。 

またテレビなどのニュースでは、 「現在の円相場は 1 ドル、90 円 00 銭~02 銭で取引されています。」という言い方で、まるで表示された数字の間で取引が行われているかのように話されています。

しかし、これは正確な表現ではありません。 

為替取引においてはツー・ウェイ・クォート(2Way Quote)といってレートを提示する側(FX
会社)は、レートを求めている相手(投資家)に対して

「私が買う場合は○○で、 売る場合は○○ですよ」

と売値と買値を同時に提示します。 

 つまり売値と買値の 2 つのレート提示を、 「90 円 00 銭~02 銭」という形で表しているのです。

FX会社の取引画面(注文画面)では、 どのように為替レートが表示されているのか下図を参考に見ていきましょう。

 

(ドル円参考レート:95 円 08 銭~10 銭)

例えば上図のような取引画面表示の場合、 青色の BIDが「売値」で、赤色のASK が「買値」となります。

(※FX 会社によっては、BID ではなく「SELL」、ASK ではなく「OFFER」と表記され る場合があります。) 

上図の場合を参考に「ドル円を 1 万通貨買って即決済する」と、 どうなるのか例を見ていきましょう。

まず、

ドル円を買う時は「ASKの 95.10 円」で約定(注文成立)します。その後、為替レートは動かず、すぐに決済(買っていたものを売る)したとします。 

この場合のレートは「BID の 95.08 円」になります。

つまり、為替レートが全く動いていないのに、 買う即決済(売る)だけで、マイナス 0.2 円となってしまうのです。

このように、

売値と買値の為替レートの開き(幅)のことを「スプレッド」といいます。 

※上記の為替レートの場合、スプレッドは 2 銭(0.02 円)となります。

FXでは、安いほうの価格で売って、高いほうの価格で買うわけですから、 売り注文にしても買い注文にしても、新規で注文が成立した時点には、 スプレッド分だけ含み損を抱えることになります。 

なぜ、スプレッドがあるかというと、このスプレッドがFX会社の利益になるからです。

海外証券では手数料のほかにFXトレーダーが実質上払う経費がこのスプレッドになります。 

※FX 会社や通貨ペアの種類によってもスプレッド幅は異なります。

FX基礎知識 3『通貨ペア 』

通貨ペアとは取引を行う通貨の組み合わせです。

 株に例えれば「銘柄」にあたります。

 FXは1通貨のみを選ぶ取引ではなく、2通貨間の「為替差益」を得る取引です。

例えば、米ドルと日本円の通貨ペアであれば米ドル/円(USD/JPY)、 英ポンドと日本円であれば英ポンド/円(GBP/JPY)、 ユーロと米ドルであればユーロ/ドル(EUR/USD)となります。 

通貨ペアの種類や通貨ペアの組み合わせの数は、FX会社により異なりますが、 主な通貨は以下のとおりです。

  • 日本円 (JPY)
  • 米ドル (USD)
  • ユーロ (EUR)
  • 英ポンド (GBP)
  • オーストラリアドル (AUD)
  • ニュージーランドドル (NZD)
  • カナダドル (CAD) 
  • スイスフラン (CHF)
  • 香港ドル (HKD) 
  • 南アフリカランド (ZAR) 

株であれば数百・数千の銘柄があり、初心者はどれを選べば良いか迷いますが、FX ならば上記の通貨の組合わせを考えても、多くてもせいぜい 30 通りくらいの 組合わせしかありません。

通貨ペアによって値動きの激しさやスプレット、スワップポイントなどに違いがあるので自分に合った通貨ペアを選びましょう。

※スワップポイントとは

「金利差調整分」とも呼ばれ、2カ国間の金利差によって発生する利益です(※低金利の国の通貨を買って高金利の国の通貨を売る場合は、支払いが発生する)。

参考記事https://min-fx.jp/start/aboutswap/

 

FX基礎知識 4『レバレッジ 』

レバレッジとは「テコの原理」を意味する言葉で、少額の資金で大きな金額を取引できる仕組みです。 

『レバレッジ』を使うことによって効率的に資金を運用できることがFXのメリッ トの一つです。

それぞれの FX 会社やサービス内容により異なりますが、レバレッジを効かせることにより証拠金の数倍~何百倍もの額に相当する外貨の為替取引ができます。 

仮に為替レートが 1 ドル=100 円とすると、

1 万米ドルを取引するために必要な自己資金は

10,000 ドル×100 円=100 万円

となり、本来は 100 万円の資金が必要となります。(※レバレッジ 1倍) 

例えばレバレッジを 50 倍効かせることで、

10,000 ドル×100 円÷50 倍=2 万円

となります

実際には 100 万円の資金が必要なところ、レバレッジを 50 倍にする事で、 2 万円の資金で 1 万米ドルの取引が可能となります。

 

FX基礎知識 5『成行注文 』

成行注文(マーケット注文)とは、価格がいくらであっても売買する注文形式のことです。

 今のレートですぐに買いたい、売りたい時には成行注文を使います。

通常は、FX会社の表示する為替レート(買いならaskレート、売りならbidレート) 近くの値段で約定します。

場合によっては表示レートよりも条件の悪いレートになる可能性もあるので、注意が必要です。

また最近は、成行注文の一種であるストリーミング注文(リアルプライス注文)を採用 する FX 会社も多く、 発注した時のレートと実際のレートの差(スリッページ)を注文時に設定することができます。

FX基礎知識 6『スリッページ』

スリッページとは、注文した値段と実際に約定された値段の差のことです。 

成行注文は「いくらでもいいから売買する」という注文なので、 相場が急変動している時には、FX会社の表示為替レートからかなり乖離した、 投資家にとって不利な約定レートになることがあります。

FX基礎知識 7『指値注文 (リミット注文) 』

指値注文(リミット注文)とは、「1 ドル 90.50 円で 1 万ドル買いたい」 「1 ドル 91.00円になったら 1万ドル売りたい」など、 通貨ペア・数量・レートを全て指定する注文方法です。

 価格を指定しない成行注文に対して、指値注文では価格を指定して注文を出します。

 指値で買い注文を出す場合は「現在のレートよりも安く」、 売り注文を出す場合は「現在のレートよりも高く」指値を設定します。

成行注文とは異なり、自分が希望したレートで約定できる点が魅力的です。

FX基礎知識 8 『逆指値注文(ストップ注文)』

逆指値注文(ストップ注文)とは、「現在よりも高いレートで買いたい」「現在よりも安いレートで売りたい」という状況で活用する注文方法です。

指値注文と異なり、現在よりも条件が悪くなったレートで売買します。

「なぜ条件の悪いレートでトレードしたいのだろう?」

と不思議に思うかもしれませんが、

逆指値注文を上手く活用することで、トレンドを確認してから注文を出すことや利益をしっかりと確定すること、トレードでの損失を最小限に抑えること ができます。

FX基礎知識 9 『トレール注文』

トレール注文(トレーリングストップ)は利益をある程度確保した後、レートの動きに応じ、リアルタイムで逆指値注文を一定幅(トレール幅と呼ばれます) で自動修正できる注文方法です。

このトレール注文ではリスクを抑えながら利益を伸ばせます。

別の言い方をすれば、

利確ラインをポジションに追従させていける注文方法です。

 

図の通り、為替相場の上昇に伴い、トレール幅を維持したまま利確ラインも上昇します。 一度上昇した利確ラインは下がることはありません。

 なので、相場が上がり続けているうちは決済されません。

FX基礎知識 10  『OCO注文』

英語では「One Cancells the Other order」といいます。

 一方の注文が約定したら、もう一方の注文をキャンセルするという条件のもとで2つの注文を出す方法です。

例えば 85円でドル/円を1万通貨買った時に

「86円で買い決済のリミット、 84円で売り決済のストップ(ロス)」を出す、

というような使い方をします。 

この場合、86円で1万円プラスの利益確定、84円まで下がったら1万円のマイナスの損切り注文、という形になります。

いったんポジションを持ったあとに損切りや利益確定のポイントを前もって決めておくことで利益確定し損ねたり、ずるずると損失が膨らんだりといった事態を避ける事ができます。

FX基礎知識 11 『IFD注文』

 IFD とは「IF Done」の略で、「この注文がもし通ったら、次にこの注文を出す」という意味です。

つまり、IDF注文とは相場が動いて、ひとつ目のオーダーが約定したら、さらに、そのポジションに対する決済注文を発注する注文の出し方です

例えば、ドル円/円が 1ドル100円の時99円まで落ちたら買いで勝負したいが、そのあと急落したら困るので損切り注文も一緒にだしておきたい、といった時に使います。

つまり、「1ドル100円で1万通貨の買い(リミット)、1ドル99円50銭で売り決済(ストップロス)」という注文になります。 

 

 

注文→決済を一度にオーダーできるので、忙しい人が FX 取引をする際によく使われます。

まとめ

『【いまさら聞けない】覚えるべき11個のFX基礎知識』いかがだったでしょうか?

FXトレードを始めるにあたって最初に覚えておくべき基礎知識をぼくなりに簡潔にまとめてみました。

トレール注文、OCO注文、IFD注文はFXトレードの『基礎知識』とは言わないのかもしれませんが

時間がない人が副業としてFXトレードをおこならマストな知識だし、

使いこなすことで損失をコントロールすることができるので是非勉強してみてくださいね。

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FXビジネスコーチよしんだでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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